「広告業界・広告代理店に転職したいけれども、転職エージェントはどれを利用すればいいの?」「どの転職エージェントが広告業界に強くておすすめなの?」とあなたは悩んでいませんか?
広告業界への転職といっても職種はたくさんありますよね。
営業・プロデューサー、媒体、企画・マーケティング、クリエイティブディレクター、コピーライター、アートディレクター・デザイナー CM・映像、Webマーケティング、Webクリエイティブ、Webプロデューサー、Webディレクター、UIデザイナー・Webデザイナー、Web編集・ライター、エンジニア、アシスタント・事務、出版・新聞・放送 編集・ライターなどです。
効率的に転職活動するためには、広告業界に強く、あなたが希望する広告職種の求人を取り扱う転職エージェントを利用することが必須です。
この記事では、広告業界・広告代理店に強いおすすめの転職エージェントと転職エージェントの活用方法を解説しているのですべて読めば転職を成功させることができるでしょう。
広告業界・広告代理店の転職で転職エージェントをおすすめする理由
広告業界・広告代理店の転職で転職エージェントをおすすめする理由は、非公開求人の中からピンポイントであなたに最適な求人を紹介してもらえるからです。
さらに企業に応募する際に、企業に対して推薦状を書いてもらえたり転職対策をしてもらえるので転職成功確率がアップします。
時代の流れとともにテレビ・新聞・雑誌・ラジオの4マス媒体が伸び悩むなか、スマートフォンやPCにおけるWeb広告の市場規模が年々大幅に伸びてきています。
市場規模が大きくなるに伴い企業側が積極的に人材の採用活動を行なっているので、ベンチャー・スタートアップ系のWeb広告業界は近年では転職しやすい業界です。
さらに業界未経験者でもやる気やモチベーションがあれば積極的に採用してくれます。
しかし、転職活動で利用する転職エージェントを間違えてしまうと登録した後に希望する求人を紹介してもらえなかったり、満足のいく転職サポートを受けられません。最悪の場合、ブラック企業を紹介されてしまうことがあります。
広告業界・広告代理店における転職エージェントの選び方は、転職成功実績が豊富なのは必須条件として、あなたが転職を希望する職種に強い転職エージェントを選ぶに限ります。
転職エージェント2~3社に登録しておくと、広告業界で転職先の求人企業の幅が広がります。
広告業界には大きく分けて「営業・プランナー・マーケティング系」「制作・クリエイティブ系」の2つの職種があります。
各転職エージェントが対応していて得意とする広告系職種をまとめています。実際の転職支援実績や利用者の評判・口コミを調査しながら作成していますので、ぜひ参考にしてみてください。
広告業界・広告代理店の転職でおすすめ転職エージェント11選
広告業界・広告代理店に強いおすすめの転職エージェントをご紹介していきます。
ここでご紹介している優良転職エージェントでは、「今すぐ転職を考えている方」はもちろんのこと、「まずはキャリア相談だけしてみたい方」に対しても気軽に相談に乗ってくれて、希望条件にあった求人の紹介、面接の日程調整、給料や待遇交渉などを代行して行ってくれます。
※ランキングは転職エージェントMAN編集部が独自に行った転職エージェントに関する調査と転職エージェントの各社公式サイトの情報(転職支援実績・特徴・公開求人数・非公開求人数・サポート対象エリア等)を総合的に判断し、順位をつけています。
リクルートエージェント
チェックリスト
- 最大手の転職エージェント
- 広告業界・広告代理店への転職にも強い
- 電通・博報堂などの大手広告企業から中小広告企業まで求人をカバー
求人検索可能な広告系職種
・IT・ネット関連営業
・広告・販促営業・アカウントエグゼクティブ(AE)
・広告・宣伝・アカウントプランナー
・PR(商品・サービス)
・販促(販売促進)・VMD
・ブランド・プロダクトマネージャー
・市場調査・データ分析・数値分析
・CRM・ダイレクトマーケティング
・Webマーケティング
・Webプロデューサー
・Webディレクター
・Webデザイナー
・Webコーダー・フロントエンドエンジニア・サイト管理
・アプリエンジニア
・サーバエンジニア(設計・構築・運用・監視)
・ネットワークエンジニア(設計・構築・運用・監視)
・データベースエンジニア(DBエンジニア)
・社内SE
・サポートエンジニア・運用SE
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の大手転職エージェントです。
広告業界・広告代理店の転職実績もトップクラス。最大の特徴は、圧倒的な求人数。
たくさんの転職先の中から、希望する転職先を選べることは、転職者にとってリクルートエージェントを利用する大きなメリットです。登録をすると、転職希望先の企業の選考のポイントや社風、求人票だけではわからない詳細情報がわかる「AGENT Report」というリクルートエージェントが独自で提供する転職支援ツールの利用が可能となります。
転職ノウハウの情報量が多く、独自の転職支援ツールも充実していて、転職者から人気が高い転職エージェントですので、広告業界に転職したい方は登録必須です。
マスメディアン
チェックリスト
- 「宣伝会議」のグループ会社が運営する広告業界特化型の転職エージェント
- 広告・Web・マスコミの分野で6万人を超える転職支援実績
- 広告業界・広告代理店専門のキャリアアドバイザーがサポート
求人検索可能な広告系職種
・営業・プロデューサー
・媒体
・企画・マーケティング
・クリエイティブディレクター
・コピーライター
・アートディレクター・デザイナー
・CM・映像
・Webマーケティング
・Webクリエイティブ
・Webプロデューサー
・Webディレクター
・UIデザイナー・Webデザイナー
・Web編集・ライター
・エンジニア
・アシスタント・事務
・出版・新聞・放送
・編集・ライター
・インハウス
マスメディアンは、宣伝会議、販促会議、ブレーン、広報会議などクリエイティブ・マーケティング関連の専門誌を発行し 60年以上の歴史を持つ「宣伝会議」のグループ会社が運営する広告業界・広告代理店特化型の転職エージェントです。
広告・Web・マスコミ職種の中では、最大規模の求人数。6万人以上の転職支援実績を誇ります。
面談拠点は、東京(表参道)・大阪(堂島)・愛知(名古屋)・福岡(天神)・石川(金沢)。
広告業界に専門特化しているため、これまでの転職実績やノウハウから企業が選考で注目しているポイントや、 過去にどんな人がプラス評価・採用されているかなども応募企業ごとにアドバイスを提供。
広告業界で転職をするなら、登録しておきたいおすすめの転職エージェントです。
ワークポート
チェックリスト
- 転職決定人数No.1
- 転職相談実績50万人
- あなたの強みを明確にする書類作成のアドバイスをしてもらえる
求人検索可能な広告系職種
・営業(総合広告)
・営業(インターネット広告・WEBサイト制作)
・マーケティング
・プロモーション
・リサーチャー
・WEBマーケティング(SEM・SEO・アクセス解析系)
・データマイニング
・広告運用
・制作進行管理(Web広告)
・SE・PG(BtoC/自社)
・SE・PG(BtoB/自社)
・プロジェクトマネージャー・リーダー
・WEBデザイナー
・WEB/モバイルディレクター・プロデューサー
・サイト運営・編集
・グラフィックデザイナー
・コーダー・マークアップエンジニア
・WEBコンサルタント
・WEB制作マネージャー
・編集・ライター
・クリエイティブディレクター(広告/グラフィック)
ワークポートは、スマートフォン広告やアドテクといったWeb広告の分野に強い転職エージェントです。エージェントとしての実績ベースでは、「転職相談実績50万人」「リクナビNEXT 転職決定人数部門No.1」。
大手転職エージェントであるdodaやリクルートエージェントと比べると知名度は劣りますが、IT・Web広告の分野においてのサポートの質や紹介求人数においては高評価です。
ワークポートでは「転職コンシェルジュ」と呼ばれるキャリアアドバイザーが、面接・書類作成アドバイスなどあなたの転職を成功に導くための支援を徹底的にしてくれます。「サイバーエージェント」「GMOインターネット」「グリー」といった、Web広告企業へ転職の場合は登録をおすすめします。
営業・プランナー・マーケティング系の方は必ず登録しておきましょう。
Spring転職エージェント
Spring転職エージェントは、世界最大級の総合人材サービス企業Adecco Groupの転職支援サービスです。
グローバルなネットワークが強みで、大手優良企業だけではなく独自の技術力で堅実な成長を続ける優良中堅企業などの求人を網羅しています。
Spring転職エージェントは丁寧にキャリアカウンセリングをしてくれて、内定まで親身になって付き合ってくれるのでおすすめです。
doda
dodaは、日本最大級の求人数を保有する大手転職エージェントです。
電通、博報堂といった大手広告代理店から、地方の中小広告代理店まで求人が充実しています。英語力があれば外資系広告代理店への転職も可能。
幅広い業種・職種の求人に対応している大手総合転職エージェントなので、広告業界に特別特化しているわけではありませんが、利用者の評判が高くサポート体制も徹底しているので問題なく広告業界・広告代理店への転職支援に対応してくれます。
「はじめての転職で"企業選び"や"書類/面接"において不安がある...」という悩みを抱えている方に対しても、dodaの転職支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが親身になって丁寧にサポートしてくれますので気軽にまずは相談してみてください。
パソナキャリア
パソナキャリアは、人材紹介会社大手のパソナが運営する総合転職エージェントです。
親身で丁寧な転職サポートなのがパソナキャリアの特徴。
広告代理店・制作会社を中心に広告・マスコミ業界の求人を広告専任のキャリアアドバイザーが紹介してくれますので、「初めて転職する方」「女性の方」「年収アップしたい方」におすすめです。
マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTは、IT・業界のエンジニア転職に強い転職エージェントです。
IT・クリエイティブ系職種の非公開求人数をたくさん取り扱っていて、広告関連のWebサービス開発の求人を紹介してくれます。
マイナビIT AGENTのみが取り扱うことのできる独占求人も多数保有しているので、広告業界の制作・クリエイティブ系の方におすすめです。
ギークリー
ギークリーは、IT業界・Web業界・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。
東京に拠点を構えるWeb広告企業、アドテクノロジー企業のリモート求人を取り扱っています。年収700万円〜年収1000万円クラスの求人案件が多く、少数精鋭で動いているキャリアアドバイザーの年収交渉力が強いのが特徴です。
求人の種類は、上場間近の企業から「IPOの関係で、公開できないが経営幹部やCTOを探している」という求人や、「新規事業のための社員を急いで採用したい」といった求人まで様々です。
DX career
DX careerは、広告代理店・Web関連企業・PR会社・デザイン会社など、 広告・Web業界に専門特化した転職・求人情報サイトです。
転職・求人情報サイトですが、転職エージェントの転職支援も受けられます。
広告業界に特化しているので、サイトから広告求人を検索しやすいのが特徴です。
Symphoneed(シンフォニード)
Symphoneed(シンフォニード)は、Web広告業界に特化した転職エージェントです。
営業・企画営業・コンサルタント、マーケティング・プランナーの方向けになります。
求人数660件と少ないですが、Web広告業界を熟知した専門キャリアアドバイザーにサポートしてもらえるので、転職して終わりではなく今後のキャリアを見据えた転職が出来るでしょう。面談拠点は、東京・大阪・福岡です。
広告業界・広告代理店の転職で転職エージェントを最大限活用するポイント
他の転職希望者との差をつけて、キャリアアドバイザーに広告業界への転職を積極的にサポートしてもらうためにも、転職エージェントを使う際に知っておくべきポイントを下記に5つご紹介します。
転職活動は情報戦です。転職エージェント利用方法に関するちょっとした知識を知っておくだけで、転職成功確率がグッとあがります。
ポイント
- 転職エージェントの流れを必ず事前に理解しておく
- 転職する意思が固いことを担当者に伝える
- 2週間に1回は連絡を取る
- 担当者と合わないと感じた場合は担当変更する
- 転職成功率をUPするために複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントの流れを必ず事前に理解しておく
最初に当たり前のことになりますが、利用する前には転職エージェントの流れを必ず事前に確認しておきましょう。転職エージェントの流れを理解していないで登録する転職希望者は意外と多く、簡単に流れを理解しているか否かで他人との差がつきます。
例えば、登録後に電話もしくはメールで転職エージェントの担当者から連絡が来ますが、電話でも連絡が来ることを頭の中に入れていないと動揺してしまい正常な対応ができないこともあります。
スケジュール感を持たないで仕事をするよりも、スケジュール感を持って仕事をする方が効率的で成果を出しやすいのと同じように、転職活動においても効率的に企業から内定をもらうためには転職エージェントの流れを理解してスケジュール感を持つことが重要です。
転職エージェントの利用の流れは以下になりますので、頭の中でイメージしておきましょう。
転職エージェントの流れ
- 転職エージェントに登録する
- 電話かメールで連絡が来る
- キャリアカウンセリングを行う
- 求人を紹介してもらう
- 履歴書・職務経歴書の添削、面接対策を行う
- 企業との面接を行う
- 内定・入社のサポート
転職する意思が固いことを担当者に伝える
キャリアカウンセリング時に転職する意思が固いと担当者から判断されると、手厚い転職サポートが期待できます。
転職エージェントは、転職希望者であるあなたを企業に転職させて、初めて企業から紹介料として報酬を受け取る成果報酬型のビジネスモデルであるため、できるだけ転職する意思が固く転職に前向きな求職者(転職がすぐに決まりそうな人材)をサポートしたいと考えています。
必ずキャリアカウンセリング時の質問で「転職時期はいつ頃をお考えですか?」とされるので、「いい企業があればできるだけ早く転職したい。」と回答しておきましょう。そうすれば優先的にあなたに良い求人を紹介してくれて転職を手厚くサポートしてくれます。
2週間に1回は連絡を取る
キャリアカウンセリングをした後に何社か求人を紹介されたけれども、希望する求人ではなかったため応募しなかった。その後は転職エージェントから何の連絡もなくなってしまった...という失敗ケースはたくさん見られます。
音信不通にならないためにも、2週間に1回は連絡を取ることをおすすめします。
転職エージェントの担当者だけが求人探しに動くのではなく、自分からも進んで積極的に動いていきましょう。
具体的なメール連絡内容は、希望する最適な求人を紹介してもらえるように「このような求人はありませんか?」など簡単なもので構わないのでメールを送って連絡を途絶えさせないようにしてください。
担当者と合わないと感じた場合は担当変更する
転職活動は主に転職エージェントの担当者とともに進めていくわけですから、担当者との相性はとても重要です。
しかしお互い人間ですので、どうしても担当者と合わないと感じてしまう場合も出てきてしまう可能性も少なからずあります。
合わないと感じた場合は、すぐに担当者の変更をしましょう。どうしても言いにくい場合は、別の転職エージェントを利用してください。
転職はあなたの今後のキャリアを左右されるので、「途中で変更するのは何だか申し訳ない...」などと転職エージェントに対して情をうつしてはいけないのです。
転職成功率をUPするために複数の転職エージェントに登録する
担当となるキャリアアドバイザーのキャリアコンサルティング力や転職成功者数の実績は、本当に1人1人異なります。
優秀なキャリアアドバイザーもいれば、残念ながら最悪なキャリアアドバイザーもいるのが事実です。
優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらい転職成功率をUPするための方法ですが、複数の転職エージェントに登録して、その中からキャリアカウンセリングを通して優秀なキャリアアドバイザーを選択するに限ります。
しかしあまり多くの転職エージェントに登録してしまうと逆にスケジュール調整等のやり取りに時間がかかってしまいますので、2社から4社程度がベストな登録社数です。
まとめ
たくさんある転職エージェントの中から、広告業界・広告代理店に強い優良な転職エージェントのみをご紹介させていただきました。
広告業界・広告代理店における転職エージェントの選び方は、転職成功実績が豊富なのは必須条件として、あなたが転職を希望する職種「営業系」「制作系」「プランニング系」に強い転職エージェントを選ぶに限ります。
転職エージェントのキャリアアドバイザーによっても各個人の能力差や、あなたとの相性の良し悪しがありますので、あなたが気になる転職エージェントを最低2社以上選んで転職を進めていきましょう。転職エージェントのサポートは無料です。
いくつかの転職エージェントとやりとりをすると紹介してもらえる求人の幅が広がり、客観的に自分自身のキャリアを見つめ直せるのでおすすめです。
あなたが理想とする転職が実現できることを心から応援しています。